【政治】第24回 参議院議員通常選挙 感想
政治はタブーみたいな風潮がありますが。私は何の衒いもなく出します。もっとオープンに、野球みたいなノリで政治は語られていい。
イデオロギーの主張というよりは、単純な考察・感想で、政治ファンが見て楽しめるような記事を目指したつもりです。
投票のインセンティブ
私は、政治・政局が趣味なので、雨は降っていたが、投票に行った。お祭り感覚で選挙を楽しむため、とも言えるか?
私の政治的立ち位置
支持政党は無い(無党派層)。政治的には平和主義、経済的には新自由主義を少し標榜している。が、特定の政治思想を信奉するわけではない。以下の記事も参考。
参議院議員選挙について
任期は6年だが、3年ごとに半分を改選する。半分だから衆議院の総選挙と違って、通常選挙と呼ばれる。
参議院は衆議院の優越があって存在意義が微妙なところがあるが、半分だから、衆参ダブル選挙をやっても、国会が無人にならない。憲法改正の際にも存在感を発揮する。
比例が非拘束式名簿で全国単位、選挙区は人口が多い選挙区では大選挙区になる点などでも、衆議院と違った個性を発揮。
詳しく知りたい方は中学・高校の公民の資料集などを読んで、どうぞ(丸投げ)。あまり、資料集ほどビジュアルな見やすさがすぐれたサイトが見当たらなかった。
結果
自由民主党が勝った。
※以下、適当に感想を書いていきますが私は日本の政治及び政治家に対しかなりの不信感を持ってしまっていることをご了承ください。
勝因
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自民党:保守本流。右派政党。1955年以来国会で大勢力を張り続ける、他政党と比較して途方もない伝統・三バンを持つ。
改選議席を伸ばして勝利。
アレげ(死語?)な発言・思想・行動、アベノミクスの実際、憲法改正草案などが表面に出ず、選挙の争点がいまいちピンボケして3バンを持つ自民党がそのまま押し切った。
野党叩きという選挙戦術もうまい。「防衛費は人殺し予算」を突く発言なんかまさにその好例で、上手い戦略だと思う。
スマホの普及、既存メディアの影響力縮小も追い風。既存メディアの側は良くも悪くも目を瞑るけど、「サヨク」はとっくにトレンドではない。というかどうも既存メディアすら委縮している様子。
世(≒ネット)の趨勢が大きく変わらない限り、自民党政権は揺るがないだろう。
公明党:中道を10倍に希釈したような主張を持つ。自民党とは持ちつ持たれつ。
今回の選挙では5議席増やして大勝利。
創価学会票の他に、野党の混沌っぷりからどっしりニュートラルに構える彼らに票が集まったのか…?お維新:圧倒的なフォロワーを持つ橋下徹氏が作った政党。なお彼は引退済み。
日本維新の党時代に民主党とほぼ同じ勢力を持っていた。松野頼久とかを入れたことで内紛を招き、分裂。再び党名に大阪(おおさか)を入れる。その松野たちは結局もとの民主党(民進党)に戻った。
議席をそこそこ伸ばす。旧維新時代から与党寄りに舵を切ったことが功を奏したのではなかろうか…。第3局を求める有権者の受け皿にもなったと思われる。
余談だが、マスコミでも使われる略称の「お維新」の響きがお上品で、とても心地よい。
長くなったので分割。野党編(民進党から世界経済共同体党まで書くつもり)に続く。
(続きです)