【第87期棋聖戦】羽生善治棋聖、永瀬拓矢六段をフルセットの末下す。棋聖防衛に

まさかこれほどとは。羽生棋聖、これほどの棋士とは

2016年8月1日 第87期棋聖戦五番勝負 第5局

羽生善治 棋聖 対 永瀬拓矢 六段

戦型は、後手番一手損角換わり力戦

どこか昭和のかほりがする力戦将棋になった。序盤から羽生棋聖が模様を取り、そのまま押し切る。

アマ観る将としては、

この△6八金打が、露骨だけど指せない妙手だと思いました(こなみかん

ほかには、

△2七銀打の寄せの決め手もとてもいい手でした(以下、▲同馬に、△3九金打が大激痛)

感想

苦手の永瀬六段相手に、羽生三冠は棋聖防衛に成功。なんとめでたい。まだまだ羽生さんの力は健在だということが示せたのではないでしょうか
とは言え永瀬六段も相当強かった。惜しかった。最終局は序盤で作戦負けにされて、力を出し切れなかったか。私は実は当初羽生さんを応援していたのだが、途中からここは若い永瀬六段が棋聖を脱出した方が、面白いという理由でなんとなく永瀬六段を応援していた。まあ彼ならそのうちほかのタイトルの1つや2つくらいとるだろうよ

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今後

羽生三冠は王位戦王座戦の防衛。
たぶんどちらもいけるだろうよ