今日はveryスケッチして

タイトルは、ポップンミュージック、ハローポップンとかに収録されていたと思う、Love2シュガ→♥ (ユーロビート)という曲の歌詞が出典なのだが、

 

Pleasure Time 青空に向かって
今日はveryスケッチして雨だって晴れにナル
楽しい毎日♪

 

 

 前後も合わせるとこんな感じ。perfectly euphoriaな感じが伝わってくる歌詞ではなかろうか。

 

私は、こういう韻、響きを優先して、敢えて原義の意義を歪めてしまう歌詞。(本来、veryは形容詞と副詞を修飾はしても、この歌詞のように動詞を修飾することはない。使うとしても、文末にvery muchとするくらいだろうか。それにしても、しっくりこない。)

余談だが名詞を就職する「まさにその」という形容詞の意味は盲点になりやすい。)

その歪がむしろ美しい。美しくしかない。1014年に藤原道長が詠んだこの世をば わが世とぞ思ふ 望月欠けたることも なしと思へば」に対し「返歌をするのも畏れ多い。この名歌を皆で吟じましょう」と返した(当時は歌を誰かが読んだら返歌をするのが当然だった)藤原実資の心地がする。このような名歌詞は実にありがたく味わわなければいけないレベルだと思う。

 

こういう歌詞、嫌いじゃないけどむしろ大好きだ。

この曲は、全体を通して歌詞と曲調、そのマッチングも総て好きだ。是非ポップンをやる機会があったら選曲してほしい、と思う(当該の歌詞は2番なのだが)。