【NHK杯】 ▲黒沢怜生 五段 vs △山崎隆之 八段 【▲四間飛車】
将棋フォーカス
「里見咲紀」さんについて。
女流最強の里見香奈さんの妹。
パワプロクンポケット 将棋編みたいなのが出来たら、
主人公「まいったな、きみ、しょうぎセンスばつぐんだな。」
主人公「にほんしょうぎれんめいのさとみさん、だっけ?」
さき「さきでいいですよ。
しょうぎれんめいのさとみだと、わたしのおねえちゃんのことになりますので。」
こんな会話が繰り広げられるのだろうか。
第66回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第15局
黒沢怜生 五段 vs 山崎隆之 八段
黒沢五段は、かつてNHK杯の記録係を務めていた。最近竜王戦6組で優勝した。実は強い。
山崎八段かなり強い。NHK杯で考慮時間0vs10から羽生さん相手に逆転して優勝したこともある。
解説は、高橋道雄九段。りゅうおうのおしごと!の崇高な生贄のような漫画、駒ひびきの監修をしていた。
1巻1話の
「最強と呼ばれた私相手に棒銀。舐めるなアァアァア!!」
「棒金だと?ナメプか?」
みたいな展開が好きだった。
以下、棋譜ならべ
戦型は、▲角道オープン四間飛車
先手の四間飛車+振り飛車穴熊に対し、後手は定跡にとらわれず、力戦系を好む山崎八段らしい駒組。飛車先や玉・金を全く動かさず、先手の穴熊方面に攻め駒を集中させたのち、向かい飛車に振る。まさかの相振り飛車に…
黒沢五段は全く模様が取れず、気が付いたらかなり一方的に山崎八段が攻めていた。
馬を作って、飛車や攻め駒を責める黒沢五段だが・・・?
(▲3四馬に対して)△5七桂不成
攻めの桂・銀がピンチのようだが、この一手で攻めがつながる。 以下、▲同歩△3一飛▲4三馬△5七歩成。(▲2五同歩に対して)△5八銀打
寄せの決め手。▲同角だと、△2九龍、▲2八桂打、△2六桂打で、一気に寄る。
序盤巧者の山崎八段が、序盤で作ったリードをそのまま押し切り勝利。
感想
山崎八段の幻惑するような指し手が光った一局でした。
今週の将棋界
羽生さんが少し不調のやうだ。
しかし…まあ羽生さんは一冠くらいならもっと若いころになってたし、単に一過性のスランプだろうよ。まだ大騒ぎする時ではないのだ。
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