【第2期叡王戦】六段戦1回戦 ▲中村太地六段 vs △大平武洋六段

棋譜はこちら

www.eiou.jp

戦型:角換わり腰掛け銀

中村六段は若手有望棋士早稲田大学政治経済学部出身

大平六段は、持ち時間を一切使わず(順位戦チェスクロックを導入したので、見られなくなった(?))勝利した伝説を持つ。ハチワンダイバーにも登場。 こんなに太ってたっけ(失礼)コメントもその話題ばかりだった…正座はひざに負担がかかる。彼の正座は辛そうだと思いました(コナミ感)。

相腰掛け銀の後手が桂馬を跳ねない(桂頭を狙われるので)形で、私は先手をもってよく指す。どう攻めるのかが参考になった。

* ▲6四歩

歩を取らせず、成り捨てを見せる。

* ▲6三歩成

歩を成り捨てて、銀をそっぽに行かせる。後手の桂跳ねからの攻めを消す。この手で先手は主導権を握る。

この後は、3筋の歩を突いて、同銀(おそらく疑問手だが、同歩でも33歩とかで手がつながる気がする)に64角打で53と桂馬を両狙いして一気に優勢に。

感想

後手の疑問手を的確にとがめた先手が、気が付いたら勝ってたそんな将棋でした。

必修! 穴熊戦の絶対手筋105 (マイナビ将棋BOOKS)

必修! 穴熊戦の絶対手筋105 (マイナビ将棋BOOKS)